環境への取組み
省エネルギーへの取組み
本投資法人は、エネルギー使用量についてモニタリングを実施し、2020年をベースラインとして以降10年間を対象期間として目標を定めています。保有物件の共用部照明のLED化等により省エネ化を進めていく方針です。本投資法人の中長期的な目標として、温室効果ガス(GHG)のScope1及びScope2について2040年のネットゼロを目指して参ります。
| エネルギー消費 (原単位ベース) | 10%削減 |
|---|---|
| 温室効果ガス(GHG)の排出 (原単位ベース) | 42%削減 |
| 水消費 (原単位ベース) | 増加させない |
- 目標はいずれもオーナーが管理する部分にかかるものです。
再生可能エネルギー化への取組み
本投資法人は、保有物件での使用電力を2024年度始から100%再生可能エネルギー化(再エネ化)する方針(注1)を決定し、再生可能エネルギー由来電力契約への切替えを軸としつつ、非化石証書等のクレジット・証書の購入も併せて、再エネ化を推進してきました。2024年度始には、この方針通り、対象とする物件で100%再エネ化の対応を完了いたしました。(注2)今後は各年度において保有する不動産での使用電力の100%再生可能エネルギー化を継続していく方針です。
- 保有物件(原則 、2024 年度始で取得後1年超)の、住宅の共用部等、本投資法人が管理権限を有する部分が対象
- 2023年2月末時点保有61物件のうちテナントが電力会社と直接契約している物件等を除いた54物件を対象とし、非化石証書購入による再エネ化を含みます。
環境パフォーマンス実績
| 項目 | 単位 | 2020年度実績 | 2021年度実績 | 2022年度実績 | 2023年度実績 | 2024年度実績 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| エネルギー消費量 | 総量(kwh) | 816,094 | 1,313,028 | 1,553,319 | 2,038,586 | 2,336,466 |
| 原単位(kwh/㎡) | 91.5 | 92.1 | 76.8 | 74.2 | 67.3 | |
| 温室効果ガス (CO2)排出量 |
総量(t) | 360 | 519 | 426 | 287 | 249 |
| 原単位(t/㎡) | 0.0405 | 0.0364 | 0.0230 | 0.0134 | 0.0096 | |
| 水使用量 | 総量(㎥) | 591 | 1,419 | 1,840 | 1,798 | 1,810 |
| 原単位(㎥/㎡) | 0.066 | 0.100 | 0.084 | 0.059 | 0.049 | |
| 使用電力の再エネ化 | 割合(%) | 0 | 11.2 | 45.1 | 65.0 | 100.0 |
- 各年度末の保有物件のうち「住宅」の共用部における実績値を記載(2020年度については店舗の使用量を含む。水使用量は、建物全体のみの実績値を把握している物件を除き算出。)
- 年度中に取得した物件の原単位は当該物件の保有日数にて補正のうえ算出
- エネルギー消費量は、「エネルギーの使用の合理化等に関する法律」に基づく熱量換算係数を用いて算出
- CO2排出量は、環境省から公表される電気事業者別の調整後排出係数に基づき算出
- 2021年度の水使用量には特定の物件の設備の不具合による実使用量以外も含み、当該物件を除いた原単位は0.071㎥/㎡
- 使用電力の再エネ化の割合は、本投資法人が管理権限を有する部分を対象として、2020年度~2023年度については年度の電力使用量全体に占める再エネ化された電力使用量の割合。2024年度以降は再エネ化目標の基準に準拠し、各年度始で取得後1年超の物件で再エネ化された電力使用量の割合。
第三者保証の取得
本投資法人では、環境パフォーマンス実績データについて、国際保証業務基準ISAE3000ならびにISAE3410に準拠した「独立第三者の保証報告書」を取得しています。
- 独立第三者の保証報告書1.18MB
